観音経は、法華経のこころだと松原泰道先生は「観音経入門」で書いています。
法華経28品(章)の第25品目が、「観音経」です。
そもそも、観音さん(観世音菩薩)とは何者なのでしょうか?
自分なりの解釈が入っていますが、
観音さんは、自分を苦しみから救ってくれる慈悲深い変幻自在の菩薩だと思います。
ひとたび、観音様に救いを求めればいつでもどこでも自分の心に観音さんが宿ります。
観音様は自分、自分は観音様になる瞬間です。
そして、自分の中にいる観音様は、慈悲をもって最も自分にとって救われる道へ導いてくださる。
人を介し自然を介し、ある時は仏となり神となり、ある時は鬼や悪魔となって救われる道に導いてくださる。
そんなありがたい存在です。
心に慈悲の心を持った観音様がいてくれれば、何の不安もありません。