東京巣鴨・高岩寺山門の托鉢をする僧侶と布施をする人
おばあちゃんの原宿「巣鴨地蔵通り商店街」はいつも活気はあふれています。
その一角にある高岩寺の山門では、二人の修行僧が托鉢をしてみえました。
布施をすることができた私の後からも絶え間なく布施をする人がいました。
仏教の教えには「布施」という行があります。
これは、宇宙の真理を説いています。
それは「与えたものが与えたとおりに返ってくる」というものです。
お釈迦様は、
貧困にあえぐ人々はその真理を知らないがために貧困に苦しんでいるとして、
あえて貧困層の住む地域での托鉢行をお弟子さんたちに命じたと言われています。
足らないから乞うという発想ではなく、
宇宙の真理を布教することが目的だったのです。
布施を乞うことは宇宙の真理を説く方便だったのです。