徳山湖畔に沿った国道417号線を北進し、岐阜県と福井県との県境にある冠山峠(1150m)を通りました。
峠に近付くにつれて、冠山の雄姿が眺められる山岳道路です。
峠には駐車場があり、20台近い乗用車が停まっていました。
ここから冠山頂上までのトレッキングしている人たちでした。
約1時間の山道は、クマザサが生い茂り、途中にはブナの森や岩肌をよじ登るルートだそうです。
頂上(1294m)からは、さえぎるものがなく360度のパノラマを楽しめるそうです。
この尾根は分水嶺で、揖斐川となって太平洋か又は、九頭竜川となって日本海に流れていきます。
分水嶺に来ていつも思うことですが、落ちたところがほんのわずかで水の行き場所が分かれるのです。
ですが、いずれかは大きな海に仲間入りして一つになります。