岐阜県大垣市赤坂町にある金生山明星輪寺を参拝しました。
明星輪寺は、「こくぞうさん」という愛称で地元から親しまれています。
歴史は古く、飛鳥時代686年、持統天皇の勅願のより鎮護国家の道場として役小角(役行者)が七伽藍、一山五坊を創建し、虚空蔵菩薩を安置したとされています。その後、衰退しましたが、空海が来山し、諸堂を再建、桓武天皇より寄進もされ、江戸時代には、大垣藩主戸田家代々の祈願所に定められ保護されてきました。
参道には、ユニークな形容をした丑と寅(丑年寅年生まれの守り本尊は虚空蔵菩薩)の大理石像が奉納されています。赤坂の大理石産業は、この山から採れる大理石から始まりました
山門をくぐると観音堂があります
右脇に本堂へと続く参道
「鹿さんへ 花を食べないでください」という鹿さんへ向けた注意看板
こちらが本堂です。
堂内は岩屋になっており、役小角が彫ったとされる虚空蔵菩薩が安置されています
本堂の右手には、濃尾平野が一望できます
犬さんの待合所まで設けられ、至れり尽くせり
役小角が感得した蔵王権現が祀られた蔵王権現堂が本堂の左奥にあります
本堂の左手には、岩巣公園が広がります。
岩巣公園に入ると聖観音が岩肌に彫られています
石灰岩層の奇岩怪石がお山の頂上まで続いています
石灰岩をよじ登るとこんな景色
登られる方は足元に注意してください