富田林市には寺内町という重要伝統的建造物群保存地区があります。
空襲に奇跡的に遭わなかったのでしょうか。
「もしも日本が空襲にあってなかったら」
このような素敵な街並みがそこここに残り、
日本の町の魅力は現在の比ではなかったと思うと
とても残念です。
1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
大阪府下では唯一の指定となっています。
寺内町にある約500棟の建物の内、
江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、
石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。
電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、
新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。