日本は八百万の神々が住む国柄です。
神々は権現といって、いろんな姿で現れます。
金峯山寺には、悪魔をも降伏させる恐ろしい姿の仏像が安置せれています。
その名も金剛蔵王権現。
憤怒極まった形相、鮮やかな青。
秘仏であるため普段は逗子の扉は締まり、
その畏れ多いお姿は拝むことはできません。
私たちは日本に住んでいることをあたりまえに思っていては
いけないと思います。
八百万の神々が何十億年という気の遠くなるような時間、
この土地を守っています。
八百万の神々が喜ぶことは何でしょうか。
守ってくださっている神々に先ずは感謝することではないでしょうか。
そして土地に住まわせていただいていることに感謝し、
みんなで仲良く楽しく暮らすことです。
これが八百万の神々が私たちに望むことです。
望まないことは、その逆のことです。
琉球人、アイヌ人は原住民だとか。
部落、障害者、女性、LGBT・・・
問題もないのに問題にして争っている感を演出する。
日本は今までうまく暮らしているし、
みんなと溶け込むことを望んでいる人もたくさんみえる。
なのに、
あえて人権を叫び特別行政区を設け分離させようとする外国勢力がいます。
日本は和の国なのに、
和を乱そうとする。
混乱が出来れば、彼らにとっての第一段階。
亀裂、分裂をつくります。
国体を破壊し、乗っ取ることが外国勢力の最終目的です。
憤怒の権現が今にも現れるでしょう。
(以下は以前の記事です)
金峯山(きんぷせん)は、奈良県の吉野山から山上ヶ岳(大峯山)に至る一帯を指し、古く飛鳥時代から聖地として知られていました。7世紀後半、修験道を始めた役行者(えんのぎょうじゃ)は、この金峯山で修業され、山上ヶ岳において、人々を迷いや苦しみから救い、悟りの世界に導くために金剛蔵王権現を祈り出されます。そして、そのお姿を山桜の木に彫刻し、山上ヶ岳と吉野山にお堂を建ててお祀りされました。これが山上山下の蔵王堂の起こりであり、金峯山寺の始まりです。
金峯山寺の本堂「蔵王堂」(吉野山)
大峯山の蔵王堂を山上の蔵王堂と呼ぶのに対し、吉野山の蔵王堂は、山下(さんげ)の蔵王堂と呼ぶ。この豪壮な建造物は、豊臣秀吉の寄進
金剛蔵王権現
普段は、閉扉され拝むことができない。像は3体が安置、中央は釈迦如来(中尊)、左手に弥勒菩薩(左尊)、右手に千手観音菩薩(右尊)、中尊の総高は7.3mあり、日本最大の秘仏。役行者が祈り出されたこれらの本尊は、過去(釈迦如来)、現在(千手観音菩薩)、未来(弥勒菩薩)の三世にわたって私たちを救済するため、悪魔を降伏させるこの忿怒(ふんぬ)の形相のお姿で出現されました。
修験道の開祖、役行者(役小角…えんのおづの/おづね)
役行者(634-701)は、全国各地の山々で修業され霊山を開き、修験道の基礎をつくった。鬼神を使役できるほどの法力(呪術)があったとされる伝説の人物。
修験道とは、どんなものなのでしょうか?
神道なのか?道教なのか?仏教なのか?役行者の時代には、それらの何にも属さず、それらすべての要素があったのだと思います。ただ「人々を迷いや苦しみから救いたい」という一心で厳しい修業をされたのだと思います。