地震大国の日本において、単に世界の高層建築と高さ比べをしても意味はありません。
倒れないこと、安全第一が最優先されます。
設計建築に携わった方たちの名誉と責任などの重圧はすごいものだったのではないでしょうか。
東京のシンボルに「東京タワー」をあげる人は今でも多いそうです。
昔は東京タワーは遠くからでも見つけられましたが、今では高層ビルに囲まれているので、
見つけた時には逆に感激します。
裾野の広がる曲線美がとても美しいと思います。
(土日祝日は上り階段を利用できます。下り階段は毎日利用できます。金網で囲まれてますのでそんなに怖くはありません。600段。入場料金は同じように必要です。)
虎ノ門ヒルズ最上階(52F)から眺める東京タワー
こちら、東京スカイツリーも美しく、地震に強い構造です。下部は三角錐で上部に円錐へと緩やかに変化しています。(三角錐が一番倒れにくいため)
塔の中心部は心柱で貫かれ、地震が起きても塔全体に揺れが伝わらない仕組みになっているそうです。
これは1400年前に建立され、多くの大地震にも崩壊しなかった、あの法隆寺の五重塔の心柱による免震構造と同じ理論なのだそうです。
(法隆寺の五重塔)
(世界の震源分布図)
「高いこと」だけにこだわらないで、安全と優美さと機能性と快適性が高ければ、日本の場合はOKではないでしょうか。
こちらは旧約聖書の「創世記」11章に登場する「バベルの塔」です。
(以下、ウィキより引用)
全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。
「創世記」11章1-9節
旧約聖書は人類への戒めの物語でもあります。
どんな戒めがここに含まれているのでしょうか。
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