大嘗祭(だいじょうさい・おほなめまつり)がいよいよ今年、令和元年11月14日と15日にかけて皇居東御苑に造営された大嘗宮(だいじょうきゅう)で行われます。
大嘗祭は日本の新しい天皇が皇位を継承したことを国の内外に示す一連の儀式・即位の礼(そくいのれい)後に、天照太御神が孫である天孫(てんそん)・ニニギノミコトへ、神界の稲穂を預けたことを、コノ世で真似る儀式であり、天皇の後を継ぐ御方だけに許される人生1度限りの重要な儀式です。
11月14日午後6時半から「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」が、翌15日午前0時半から「主基(すき)殿供饌の儀」が行われます。
悠紀国(東日本側)の斎田から穫れた穀物などの神饌は悠紀(ゆき)殿に献上され、主基国(西日本側)の斎田から穫れた穀物などの神饌は主基(すき)殿に献上されます。
大嘗祭は、天照太御神の後継者1名だけに許される「神懸かりの儀式」であり、国魂(くにたま:国家神。天皇霊。龍体とされる)の移動の儀式が、「即位の礼」と「大嘗祭」という2つのセットの儀式を合わせて御大礼(ごたいれい)として古来から行われてきました。
岐阜県においても、大嘗祭で供えられるお米の収穫する祭祀が10月4日、瑞浪市大湫(おおくて)町の田んぼで行われたという記事がありました。(岐阜新聞10月5日朝刊)
天皇陛下が名実ともに天皇となられる儀式の準備が全国各地で行われています。
この歴史的な時間を共有できることは有難いことではないでしょうか。
(大嘗祭で奉じられた風俗舞の装束)
大嘗祭に天皇陛下が召される装束は、阿波忌部の三木家
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40029440V10C19A1962M00/
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