石山寺は、滋賀県大津市にあり良弁が開祖の東寺真言宗の寺院です。
硅灰石(けいかいせき)という巨大な岩盤の上に建ち、これが寺名の由来ともなっています。
本尊は如意輪観音で西国三十三所観音霊場第13番札所となっています。
「近江八景」の1つ「石山秋月」でも知られています。(初代 歌川広重)
『源氏物語』の作者紫式部は、石山寺参篭の折に物語の着想を得たとする伝承があります。
本堂の東端には「紫式部源氏の間」があり、執筆中の紫式部の像が安置されています。
めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に
雲隠れにし夜半の月影
上記の歌は、小倉百人一首の57番歌「紫式部」です。
紫式部は世界最古の女流作家として世界的に有名なのだそうです。
1000年も前のこの時代に女性が文学作家として活躍できる社会であった平和な社会を実現している日本が、世界にとってはおどろきの事実でした。
また、この時代に嗜んでいた「和歌」というのは、
本当に言いたいことを直接に書かずに、読む側が行間を読んでいかに察することができるのか?
ここに和歌という歌の真価があるというのです。
ねずさんのひとりごとでは、この紫式部の和歌をどう察するとよいのか、
わかりやすく解説しています。
源頼朝が寄進した最古の多宝塔(国宝)です。
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