天神神社(元伊勢・居久良河宮・瑞穂市居倉)の西隣には、「富有柿発祥の地」があります。
二千年前に神鏡を背負った倭姫が4年間過ごされたこの地で、「富有柿」という良質な柿が栽培されたことは、とても興味深く感じます。
本殿右奥には、御船代石(みふなしろいし)があります。
この磐の上に天照大神のご神鏡などを納めた神輿を安置されたのではないでしょうか。
(以下は過去の記事です。)
三輪山の近くの皇居に住まわれた第10代崇神天皇(すじんてんのう)は、
三種の神器(天孫であるニニギが三貴神(アマテラス・ツキヨミ・スサノオ)から授かった神鏡・勾玉・神剣)を同じ床の間に安置していました。
するとその部屋が毎晩、鳴動し光る 奇異現象が多発し、天皇は悩まれました。
以前の天皇は平気だったのですが、崇神天皇は政治という穢れを行う者である御自分が、
このような畏れ多き神器と同じ場所で生活するのは、とても失礼だと思われたのです。
そこで皇女・豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)理想的な鎮座地を求めてにその神鏡を託します。
大変重い神鏡を背負い皇女は各地を転々としました。
第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命がこれを引き継ぎました。
2代の皇女がおよそ90年、100箇所以上にも及ぶ巡行を経て伊勢にたどり着いたのです。
倭姫は近江国から美濃国に入られ、居久良河宮(瑞穂市居倉・天神神社)にて4年間過ごされました。
そして、更に尾張国へと巡行は続きます。
宇波刀神社や名木林神社(安八町名森)に伝説が残っています。
実際の巡行とは異なるとは思いますが、Google mapは今も残る歴史街道を多く示してくれます。
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