満鉄の特急あじあ号
今日の出来事なのですが、大変歴史に詳しいお得意様の一人から、「731部隊の流れをくむ機関が、エボラやSARS、そして今回のコロナウイルスをばらまいた」と言われました。
私は731部隊のことが良くわかりませんでしたので、その場の反論はひかえました。
そして、インターネット上でいろいろと調べてみました。
youtubeでは、このようなうわさに類似したモノが流れていました。
また、以前、視たことがある731部隊を取り上げたNHKスペシャルyoutube動画を再度、視てみました。
人体実験・細菌兵器をしたという証言をもとにした怪しい雰囲気を醸した番組づくりでした。
そして、愛読ブログの「ねずさんのひとりごと」や数点の検証ブログを読みました。
https://nezu3344.com/blog-entry-3403.html
そこで、分かって来たことは、
・当時の中国大陸は、不衛生で疫病が蔓延していたこと。
・731部隊の最大の目的は大陸で暮らす人々を守るための防疫であったこと。
・中国大陸で飲める水が確保することが最重要であったこと。
・ワクチン開発と予防接種をしたこと。
・戦時中、荒んだChinaの人々に少しでも水とうるおいをあたえようと、日本軍がせっせと植林を行ったこと。
・「済南事件で殺された日本人の写真」が「731部隊の被害者」として中国の教科書に掲載されたこと。
・終戦時に731部隊が残した膨大な10万ページに及ぶ機密文書をアメリカは全て回収し、クリントン政権時に731部隊の人体実験や細菌戦の証拠を徹底分析したが何も見つからなかったこと。
今、日本で暮らす日本人にとって、当時の大陸は想像できるものではなりません。
あたりまえにある水は、大陸ではあたりまえではなかったのです。
これらは史実であるはずなのに、このように日本人が誇れることは、このNHK番組では、触れられていません。
このような偏った番組づくりは、日本人にとって気分の良いものではありません。
たとえ、一部に事実があっても、日本人が生きるか死ぬかの有事なわけです。
多くの日本人が大陸で蔓延している疫病で亡くなっている状況下において、仕方がないことも出てきます。
であるのに、状況検証なく、人道に反する残虐行為一辺倒の作為の番組づくりで良いのでしょうか。
そもそも、人体実験や細菌戦は事実なのでしょうか。
アメリカの報告書では人体実験や細菌戦の証拠は一切でてこなかったのです。
これこそ偏向報道の一例だと感じました。
日本人による日本人への自虐史観植え付け行為というものが、なくなる日がくるのでしょうか。
自虐史観を植え付けようとする人たちは、日本人を貶めて楽しいのでしょうか。
このようなことを思いました。