なぜ、万世一系の天皇制を日本人は2680年も守りぬいてきたのか。
考えたことのない日本人が増えたのは、戦後教育やマスメディアの企てによるものです。
私たち戦後教育で育った者は、万世一系の天皇制に対し、意識が希薄になったのは当然であり、仕方がないことかもしれません。
希薄になった今だからこそ、改めて考えてみることは良いことです。
天皇制は、日本が日本であるための国の形であり、それにより究極の民主主義が実現していることを私たちは先ず、ありがたく思わなければなりません。
天皇制は、天皇という最高権威には権力がなく、天皇が国民の認めた最高権力者に統治を信託する形をとり、これを天皇によるシラス統治と言います。
最高権威である天皇は、日本国の国と魂を鎮めるため、また、国魂の守る大地に住まう日本人をおほみたからとして安寧を祈り、粛々と祭事を行う最高神官という役目を担っています。
天皇は天孫降臨より、日本国民と共に男系の血筋をまもり繋いできた世界に類のない存在です。
自ら権力を持たず、国の統治を国民が認めた時の権力者に信託し、自らは国魂を鎮め、国民の安寧を願う神事が大半の日々の生活を送る役目を担っています。
国民はこのような有難い天皇を預かるれることに誇りや魂やアイデンィティーを持てることに感謝をしてきました。
それは強制ではありません。
大切な伝統として守っていくという、心の奥底にある良心のようなものです。
自らが天皇になろうと画策した時の権力者は、なぜか、悲惨な末路をたどりました。
天皇は国魂にまもられた畏れ多き存在でもあるのです。
この万世一系を女系を容認すべきという輩がいますが、まったくの認識不足もしくは不届き者です。
神武からの男系を断ち切れば、国に混乱が生じ、隣の大国が繰り返したような国の分裂、王朝の奪い合いが起きることが明らかです。
内親王の夫が日本人ではない可能性も出てくるのです。
外国人がお父さんの天皇が誕生してしまいます。
その時点で2500年以上続いた神武朝が変わります。
神武の男系血筋を引き継ぐお方が多くみえるのに、それを国民が認めますか。
かならず分裂が起きます。
日本国が崩壊するときであり、国魂はおそらく天変地異を繰り返し、日本を住めない大地と化すでしょう。
日本だけに留まりません。
そして、地球が住めない星になります。
地球と月と太陽の絶妙な調和は、生物を育み、その大地の下で人間は生かされています。
その絶妙な調和は、人間にはコントロールできません。
神の計らいです。
だから人間は生かされている存在であることに感謝がなくてはいけません。
良心を持ちながら自然に感謝しながら謙虚な気持ちで生きていかなければなりません。
日本人は古来からそのように生きてきました。
戦後教育やマスメディアの目先の損得に左右される唯物思想に侵されないようにしましょう。