西鋭夫(日本出身でアメリカ在住の国際政治・教育学者・歴史研究者。スタンフォード大学フーヴァー研究所)氏は今のコロナ騒動を評して、「政治権力の暴走」と発言されています。
私もそう思います。
政治権力と合わせてメディア権力もです。
例えば、1年先、2年先、5年先、10年先に今の日本を振り返ると、「大きな間違い」をしていたと権力者の多くは気づくと思います。
・インフルエンザや夏風邪でもPCR検査で陽性と出てしまうことがあるにもかかわらず、陽性を感染と報道して大騒ぎしていたこと。
・どんな死因であってもPCR陽性ならば「コロナ死」と報告する異常さ。
・ワクチンを打ったことでウイルスが変異をしていることに気付いていなかったこと。
・経済の痛手を食らった国民が大多数である一方、特需や既得権益でおいしい思いをした人たちがいたこと。
・ワクチン接種のベネフィットを強調する一方、中長期のリスク(抗体依存性感染増強など)をとなえる専門家の見解を完全無視したこと。
https://tocana.jp/2021/08/post_218616_entry.html
・ワクチン慎重派に対して接種を促すために「ワクチン否定派」と言い、専門家の見解もひっくるめて「インターネットのデマ情報」とレッテル貼りをしたこと。異論は許さないという異常さ。
・自己判断できない子供にワクチン接種は強権です。これも陽性者を感染者扱いすることからくる愚かな施策。将来あるかもしれない薬害の危険性に責任を持てるのか?
・・・
1年も経たないうちに世論は変わります。
そういえばちょっと前には「ワクチン接種で集団免疫をつくれば・・・」「みんなのためにワクチンを打ちましょう」という世論が大きかったです。
今、そんなことを言う人はいません。
「ワクチン打っても感染はします。しかし、重症化が抑えられます」が良く言われることです。
何カ月先までの話ですか?
一年先の科学的根拠はありますか?
中長期の治験が終わってないのに、よくそんなこと言えますね?
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0082.html
ワクチンを打って中和抗体を増やせば、中長期にわたって発症や重症化を抑えることができるのか?
誰も経験をしていない未来のお話。
「わからない」が今、最も正確な答えです。
なぜか、あまりニュースになりませんでしたが、先日、「免疫を長期間維持できる国産ワクチンの開発」の情報がありました。
令和5年以降に治験を完了するということです。
このような中長期の治験をされてからのワクチンなら安心ですね。
(以下、過去記事)
東京都の外郭団体である都医学総合研究所が民間の製薬会社と共同開発している新型コロナウイルスワクチンが、臨床試験(治験)の準備段階に入ったとのニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce254542e820770348086eab670e8fe7a3dc82c6
・弱毒化した天然痘ワクチンに新型コロナウイルスの遺伝子を組み合わせて製造する。
・接種したマウスに新型コロナウイルスを感染させる試験では、マウスにほぼ体重減少がなく、生存し続けることを確認された。
・カニクイザルの試験では、肺でのウイルス増殖や肺炎の発症が抑えられ、重篤な副反応は見られなかった。
・天然痘ワクチンは1回の接種で少なくとも数十年以上、抗体が保持されることが確認されており、天然痘ワクチンをベースに開発される新型コロナワクチンも複数回接種することなく免疫を長期維持できるとみられる。
・新型コロナ感染者の中には、ウイルスに感染後も免疫ができにくいケースがあり、再感染のリスクが指摘されている。また、風邪ウイルスである従来のコロナウイルスは感染後、短期間で免疫が低下するとされ、同研究所は「免疫を長期間維持できるワクチンの開発が重要」としている。
・開発中のワクチンは、臨床試験後も薬事申請と審査を経て承認を得られるまでには一定の時間を要するため、医療機関への供給は早くても令和5年以降となる見通しである。
・・・本記事の目的・・・
ワクチン接種直後(初期)の副反応はインフルエンザに比べて各段と多いことが日に日に顕著になってきました。更に中長期的なリスク(抗体依存性免疫増強:ADEなど)をとなえる専門家がかなり多くみええることもわかってきました。専門家とは感染学者や医師のみなさんであり、彼らの見解は公的機関のデータや研究発表を基にしております。「科学的な根拠」があり、いわゆる「デマ」とは違います。また、私感ですが彼らには人としての正義心や誠意を感じます。ところが報道を視てましても彼らの見解は何故かほとんど取り上げられず、完全に無視されているのが実態です。本来であれば、生命や健康に関わる重要案件である故に国民の知る権利が阻害されてはなりません。接種を自己判断するためには、生命健康へのベネフィットと同時に考えられるリスクも国民には知る権利があります。このような情報が偏っている状況下のままでは、あってはならないことですが、「知らなかった。なぜ政府は隠していたのか」と後悔や怒りを持つ国民が増えてしまうのではないかと懸念しています。納得の上で自己判断してもらうことが最低限の政府の責任ではないでしょうか。私は記事にたどり着かれた方に対し、以上のような観点からの有用な情報を微力ではありますが提供をすることを本記事を書くにあたっての目的としてきました。国民は薬害では苦しんできた経緯があります。薬害の可能性が否定できない現段階においては、より慎重であってよいはずです。以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。