世界は3つのパワーが共にけん制しあい戦っている。

いわゆる三つ巴の戦いが行われている。

元ウクライナ大使の馬淵睦夫氏の唱えられた国際社会をみる視点です。

この視点を持たなければ、ウクライナ情勢をミスリードしてしまいます。

 

三つ巴の一つは、トランプに代表する自国及び自国民の幸福や利益を第一におくナショナリストのことです。アメリカにおいての真の保守勢力です。各国政府は自国民を守り自国の利益を分かち合い幸福にする義務があるというのが理念でありプーチンもここに属します。

 

もうひとつは、いわゆるディープステートの勢力です。グローバリストとも呼ばれ、彼らは自国民の幸福や利益よりも自分たちグローバル企業の利益を最優先にします。エネルギー、軍事、金融、食料、医療、情報、あらゆる分野で彼らの巨大グローバル企業が市場を占有しています。傀儡政権を拡大し、国のルールを自分たちの都合の良いルールにかえて行きます。世界政府OneWorldが彼らの一つの目標です。ただし、巨大グローバル企業には善と悪の両面があります。

 

最後の一つは、中国共産党です。中華思想から覇権主義や物質主義などにより巨大化しすぎて、DSとっても生みの親でありながら、コントロール不能の目障りな存在になっています。共産主義全体主義の下で民族浄化、人権弾圧が繰り返されてきました。

 

 

この3つの勢力が善と悪の戦いを繰り広げています。

その中で日本は本来なら善の存在であるナショナリスト、トランプの勢力に加わるべきなのですが、そうはさせてもらえないのが、日本の安全保障の確保という点でもむつかしいところです。

トランプなど真の保守勢力は、残念ながらDSにより、先の大統領不正選挙で無理やり退陣させられました。バイデン体制だから、今回のウクライナを利用したプーチン叩きが実行できました。

その前には、コロナ騒動で世界に混乱を作ることができましたが、規模は小さく失敗に終りました。そこで次のプランであるウクライナ危機に移ったのです。

要するにバイデンに政権だから、コロナ騒動もプーチン叩きも出来たのです。

 

オバマ政権時の2014年に彼らは親ロ政権へのクーデターに成功しています。

今回のプーチン叩きで失脚させることに成功すれば、ロシア利権はDSのものになります。

 

 

日本はパワーに翻弄される中で右往左往しながら、生き延びなければなりません。

おそらく大変な舵取りだと想像します。

今のうちに食料自給率を上げるとか、軍事力を付けるとか、地熱発電などを拡大するとか、地方の活力を育てるとかという内需拡大での安全保障の確保が大事だと思います。

 

 

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