元ウクライナ大使の馬淵睦夫氏の動画では、今の社会の問題点を浮き彫りにする鋭い視点を述べてみえます。
最近はあの国葬の賛否についても、なるほとと思えて大変参考になります。
この動画は国葬の賛否が社会問題になる前のモノですが、今の社会に当てはまっています。
どういうことか具体的に申しますと、あなたは国葬に賛成ですか?反対ですか?と白黒をはっきりさせるように報道が先頭になって社会を誘導しているということです。
国葬の賛否に限ったことではありません。
何かの事件があれば、誰が悪いのか?何が原因なのかにフォーカスし、やり玉に挙がった人物を徹底的に浮き彫りにします。
これをされた人物は、相当なダメージを食らいます。
泣きっ面に蜂どころではありません。
こういう報道姿勢が日本人から日本人らしさを奪っています。
徹底的に悪者にされる例でいえば、プーチンに対してがコレに当てはまります。
プーチンロシアがどうしてウクライナに特別軍事作戦を行ったのかという理由があるのにもかかわらず、その理由には一切触れずに一方的な報道をしています。
日本人の多くはプーチンが領土拡大のために無法なことをやっているとしか解釈していません。
報道が私たち日本人の世論を誘導しています。
話は戻りますが、国葬の賛否についても賛成ですか反対ですかと世論を分断させているのは報道です。
国葬について、良い面も悪い面もあるわけですから、白黒はっきりさせるべき案件ではありません。
日本の舵取りをしなければならない政府にとってもっと大事なことが山積しているのに、次回の国会で国葬について野党は攻撃をしようとしています。
まるであのモリカケサクラで国会を空転させた時と同じ轍を踏もうとしています。
現総理の説明も物足らない、きちんと説明をすべきと攻め立てていますが、あれ以上何を説明しろというのでしょうか?
まるでモリカケサクラの再現です。
こんなことよりも日本の国益になることを国会では議論してもらいたいものです。
私たち国民は、このような国会の空転ごっこに同じように乗せられていけません。
何が国益になるのかを一緒になって考えるべきです。